劣等感
会社を経営している時には、ほとんど感じたことが無かった「劣等感」。
時間が出来て、「テニス」と「書道」に通い始めて、再発しました。
夜のテニスなので、ボールがよく見えなくなったことと、無理をして足首が再びおかしくなったらという思いを言い訳にして、余り勝ちに拘らなくなった自分がいます。
私のクラスでは、客観的に見ても私が一番へたくそです。
緊急事態解除後、毎週「書道教室」に通っています。
毎月順調に昇級し「2級」まで来ました。
ところがそれからは2度もそのままです。
その教室は大人が20数名いるのですが、他の人はみな有段者なのです。
ここでも事実として私が一番へたくそなのです。
あれっ、おかしいな?
第2の人生は自分の好きなことだけを、思い切って楽しもうと決めていたのに。
何故、自ら最下位の環境に身を置いているのだろう?
よく考えてみても、止めようとは思いません。
何処に根拠があるのか分からないのですが、何時かは自分も相当なレベルになる気がするのです。
「劣等感」も今だけのものなのです。
年を重ねて感受性が鈍りだしたのか、それとも競争を長丁場で考えるようになったのかは分かりません。
今日もまた魔ダムから「好きね~!?」と言われながら書物を読み、知らなかった言葉をノートに書きつけました。
『諧謔』『行雲流水』『桎梏』『斥力』『墨守』『バックキャスト』『管見』『曝書』