元気出るなあ
朝早くに私の携帯が鳴りました。
最近は誰からも殆どかかってくることが無かったので、画面を見ますと知人からでした。
開口一番、「買うのが早すぎませんか?」
私のブログを見て、株式購入を全て終了した件で掛けてきたのでした。
「せっかちな性格は変わらんから、あれで良かとよ。君はいつ買うつもり?」
彼:「私はオリンピックが中止になる気がして、その影響を考えると日経平均が18000円頃に買いに入るつもりです」
私:「その最悪のシナリオはあるかもね。次男と私は金曜日に購入したけれど、長男は19000円まで待つと言っていたから、それも正解かもね」
私に比べて桁が違う資金を投入しようとしていました。
株式を購入するのか、土地を購入するのか相談を受けました。
180坪の土地に店子が4店ほど入っている、相場より4割は安いとのこと。
私は、「俺なら買わない」と即座に返答。
更地ならいざ知らず、店子が4店も入っていたら、土地を自由にできない。
3店出ていって1店だけ残ってたら賃料もままならない。
かといって出て行ってもらおうと思ったら、恐らく法外な立ち退き料を請求される。
無事に全店出て行っても、180坪の広さであれば、全国区の有名企業は借りない。
かといって、地場の中小企業にそれだけの力のある会社は、非常に少なくなっている。
閉めたYSP大濠は、60坪の広さで賃料はかなり割安だったが、8ヶ月間借りて無し。
これらのことを彼に言いました。
すると彼は、土地を諦めたような口ぶりでした。
福岡銀行の株はどうでしょうかと聞くので、「しょせん民間企業、それだけの資金を投入するなら、非常時は国策の日本郵政が良いと思う」と返答。
最終的にどうするかは分かりませんが、金融資産が30億円になったら、私を豪華客船に招待してくれると約束してくれました。
コロナウィルスの現状を鑑みますと、一見不謹慎に聞こえる我々の会話でしょう。
しかし、私はそれも『是』と思っています。
皆が右を見る時には「左」を、前を見る時には「後」を、そして今みたいに「後」を見ている時には『前』を見るべきです。
大勢の人とは違う発想が無ければ、大勢の人と同じような人生になると思います。
ただし、それも良い人生の可能性はありますが、少なくとも私や彼は、それを良しとは思わないのです。
だから、私には友人は少ないのかもしれません。