将来をどう見るか?
一昨日、知人より毛ガニが送られてきました。
毎年この時期になると送って頂き、私が家族中から一番尊敬されるときです。
最近漁獲量が減っているということで、例年では6杯だったのが昨年は2杯でした。
今年はというと、4杯もありました。
何時もお返しに困るのですが、来福の折に自分なりの精一杯のことをすることで勘弁してもらっています。
今年、蟹でまた日本が世界一になりました。
日本海の冬の味覚を代表する松葉ガニ(ズワイガニの雄)のなかでも、大きさ等の厳しい基準を満たした鳥取県の「五輝星(いつきぼし)」の初セリで、何と1杯500万円の値が付いたのです。
消費税込みで540万円です。
TVでこの蟹を追っていました。
すると銀座の割烹店が仕入れていたのです。
この店のお客様からの要望でした。
調理人が5人ほどいる小さな店でした。
お客様はその店を貸し切り、お世話になったという人と二人だけの食事です。
招待した人は医師でされた人は不動産業者、共に男性。
この競り落とされた蟹のフルコース。
価格は800万円(二人分)。
インタビューによると、その医師は不動産業者からこの料理の価格の100倍儲けさせてもらったとのこと。
つい昨日、中間層が減って益々格差社会になると述べたばかりです。
しかし、富裕層が増えていることも確かなようです。