どの業種も同じ
久し振りに夜のテニスで、件の歯科医と会いました。
最近は魔ダムも通っていて、彼女によればなかなか良いとのこと。
彼にビジネスは順調かと聞きました。
すると歯科医は、医師が一人に事務員一人、看護婦3人の標準医院で、顧客の数が1年間に1000人になればペイするそうです。
彼の処は1.5年で2000人とのことですから、かなり順調な部類です。
二輪業界を考えてみました。
あくまで私の経験則です。
スタッフ3人の店で月間来店者300人、4人の店で360人くらいが損益分岐点だと思います。
稼働日数は月間24日間とします。
歯科医院の数は全国で約7万、二輪店はそれの1/10です。
統計上の数字の精度も歯科医院の方がより正確です。
彼も数人の同業者に聞いて、自分は運が良いと言っていました。
しかし私に言わせれば運だけでは有りません。
彼はいつも「休むとお客様が減る気がして怖い」と言っています。
そして最近、フルマラソンの42.195キロを完走しました。
休まずに、強い意志があるというこの2点をもってして、すでに優れた経営者なのです。
まだまだ息子達は、サラリーマン根性から抜け出せていません。