もうすぐそこ
「二輪業界では、需要が少なくなりそれに伴い供給も少なくなる、その結果趣味性が高くなる」旨を私は再三述べてきました。
驚いたことに、4輪も多品種少量時代になっていく旨の記事を読みました。
部品等を造るには金型が必要でした。
かなり古い部品等は、いったん生産を中止して再度造ろうとすると金型が必要になり、需要の少なさから非常に割高となり、今までは諦めるしかありませんでした。
ところが最近では、AIとロボットの組み合わせや、3Dプリンターの進化で、金型がいらずに非常に安価で部品が造れるようになったのです。
2輪も4輪もかなり古いタイプのモデルでも修理可能となるのです。
倉庫に眠る不動の車両が、日の目を見るばかりか、非常に高価な消費財に変わる可能性もあります。
今後益々、自分らしさを求める消費行動になると言われています。
1100万台の保有台数を誇る二輪業界。
製造中止となった部品の供給が再開されれば、再び活気づくと思っています。
いくら安い部品が供給できても、きちんと修理できる整備士がその時には激減しているでしょう。
今のうちに努力と研鑽を積み重ねていれば、尊敬されながらお金持ちになれるメカニックが必ず出現するでしょう。