弱気になっている自分

長年使用していたガラケーの調子が悪くなったということで、最近高齢者でも使えるスマホを父親に渡していました。

その後上手く利用できているのか確認するために、ホームへ行きました。

 

カラオケルームにいる両親を見つけました。

共に元気で、スマホの使用方法についてもホームの若手に聞きながら何とかこなしていました。

 

二人に聞くとこの悪天候下でも、ホームの端から端まで、また一階から2階まで30分以上歩いているとのこと。

常に健康に気を配っているため介護も不要な状態です。

カラオケルームにいた人は、両親よりも年下にも拘らず、認知があり、かつ電動車いすが無ければ動けない状態でした。

 

60人前後の入居者中、両親のように認知もあまりなく、自分の足で立てる人は5人しかいないそうです。

私に繰り返し繰り返し「迷惑はかけない」と言います。

本当に有難いと感じるとともに、私も将来子供達に同じように思ってもらえる心構えが必要とも感じました。

 

幸か不幸か、長男坊の車が追突で大破し、私の車を代替えとすることとなりました。

公的機関と徒歩でどれくらい過ごせるのか、昨日から第一歩が始まりました。

 

銀行から現金を下ろし、nimocaに1万円チャージしました。

地下鉄に乗り、バスを乗り継いで床屋に行きました。

帰りはそこから自宅まで徒歩。

一日かけてやっと9200歩でした。

 

父のように、意志が強くない私は、歩かなければならない環境を作るしかないのかもしれません。

たまたま晩飯を食べに来た次男坊にこの話をしました。

 

次男:「面白くない。親父は何のために大手の会社を辞めて独立したの?今の話を聞く限り、リスクを冒す意味が分からん」

私:「いつか真っ赤なフェラーリに乗ろうと思ってた」

次男:「そしたら最後の車くらい真っ赤なスポーツカーにするべきだ」

 

やはり若い人と交わる利点は大きい!!

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