基本の徹底
昨日4月の月次決算が出ました。
長男の会社も次男の会社も共に黒字ではありました。
シーズン真っ盛りですので、黒字は当然です。
しかし、その中身を比較すると明らかな違いが有りました。
長男の会社は減収増益、次男の会社は増収増益。
世間では「売上高よりも利益率を優先する」傾向があります。
しかし、我々の業界では、売上高、もっとち密に言うとお客様の数が非常に重要となります。
物を売った時点で終了ではなく、アフターサービスを含めたメンテンナンスが継続するからです。
お客様の数を増やしていけば、自ずとアフターサービスの金額は上がって行きます。
一人当たり2年前後をかけて薄い利益を重ねていくビジネスモデルです。
お客様の数が減っていくと如実に全てに影響が及んでいきます。
長男の会社でも増収増益の店舗もあります。
古い店ほど良くないのはなぜか?
一言で言うと「慣れすぎ」だと思います。
常連だろうと新規だろうと、お客様がまた来ようと思うほどの接客をしているかどうかです。
相変わらず、工場の床に物を置いて修理をしたり、トイレの便器が水垢で汚れていたり、バックヤードが整理整頓されていなかったり、お客様の出迎えやお見送りが出来ていなかったり、会話中にニンニクの匂いがしたり、基本が出来ていません。
勿体ないことです。
気持ちを入れ替えれば、必ず実績は上向くことに早く気づいて欲しいものです。