怒らない、怒らない

昨日は久し振りに天神へ出かけました。

地下鉄に乗って、岩田屋のある有名な磁器売り場へ。

 

一昨日に取引銀行の支店長から代表退任お祝いを頂いたのですが、その時計が動かないとのクレームで訪問したのです。

事前に外商を通して穏やかに問題を述べていたところ、売り場の女性に謝られるわ、担当の外商部員にフロワー責任者まで来て謝られました。

事情を説明して、その時計を見せると、係の人がリューズをひと押しすると、針が動き出したのです。

 

何と言う事はありません。

説明文の字が小さくて、私が操作方法を見落としていただけだったのです。

 

私はもう、平身低頭、申し訳ありませんでしたのオンパレード。

せめてもの救いは、私が穏やかに苦言を呈していたこと。

それでも恥ずかしくて、穴があったら入りたいくらいでした。

 

他の仕事を投げうって、現場に駆けつけてくれた外商部員がとても気の毒でした。

お詫びに何がして欲しいか尋ねると、そのデパートのカードを作って欲しいとのこと。

すぐに申込用紙に記入しました。

今までは魔ダムのカードしかなかったのです。

カードの断捨離をしていた私にとって、逆行するものでしたが、仕方ありません。

 

私の為に無理に1時間ほど時間を作った様子だったので、それだけでは足りないと思い、彼を連れて紳士靴売り場へ。

幅広甲高の私に合う靴はなかなかなくて、5~6種類の靴をシューフィッターが揃えてくれました。

やっと何とか合う靴が見つかり、そのタッセル付きスリップオンとカジュアルの靴の2足を買うことに。

 

普段、魔ダムからケチ呼ばわりされている私が、思わぬ出費となりました。

歳を重ねて注意する事、先ずは怒らないこと、次に高飛車にならないということを、高い授業料を払い認識しました。

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