あっという間に

記憶違いでなければ、1990年に中古バイク専門の情報雑誌が発刊されました。

それは、福岡市内の小さな雑誌社でスタート時のぺージ数は30もなかったと思います。

次第に認知され、バイクショップにも販売に有効とされ成長を続けました。

 

暫くして、後発の福岡市内大手中古車雑誌が、二輪部門を分けて出版を始めました。

2誌ともに隆盛を極めた頃は、九州全体で4万台にせまる掲載台数を誇っていました。

その後後発の雑誌社はなくなり、先発の雑誌社も、全国誌に買収され、二輪中古車専門雑誌は1社になってしまいました。

 

それでも2万台の掲載数を保っていましたが、二輪業界の衰退とともに1万台が長く続きました。

雑誌に載せるよりも、ネットの方が効率が良いとの判断もあったのでしょう。

漸減を続け、先月号でついに1万台を切りました。

 

落ちる時は早いものです。

今月号が来て驚きました。

8988台になっていました。

 

恐らく、この全国誌の九州版は、年内に廃刊になると思われます。

時代の移り変わりの激しさと速さを、身近に感じます。

 

より大きなエリアを任される、新車販売で経営が成り立つ、限られたディーラーしか生き残れないと私が思う証左もここにあります。

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