恐怖心を持て
久し振りに勉強会に参加しました。
件の、弁護士、社会保険労務士とのものです。
次月で改訂版就業規則が完成する予定です。
戦争には、兵站が重要であるのと同じで、会社の経営には就業規則が一番のベースとなります。
地味ではありますが、これなくして、前線で戦うことはできません。
いろんな議論の末3か月ほどかかり、弊社独自のものが出来上がるのです。
血の通った素晴らしいものになりそうです。
この上に、経営理念や会社の将来像を示せば、社員全員が同じ方向に向かって、楽しく仕事ができます。
愚息達に「決して潰れない会社」の要諦を、具体例を示しながら指導してきました。
いくら不況が来ても会社を潰さないためには。
1.アンテナを高くして全方位で情報を収集する
2.その情報を基に仮説を立てる
3.仮説を具体的なものに落とし込み、実行する
4.「細かい人物」と言われるほど、些事に拘る
5.ルールなど決めたら自他ともに厳しくチェックする
6.兎に角スピードが命と考えながら動く
7.前向きに考え勉強や努力を怠らない
8.競合相手が出来ないことを考える
9.好調は続かないと恐怖感を持ち続ける
10.美味しい話はないことを自覚する
ところが、弁護士によるとそういうしっかりとした会社を、いろんな形で近づいてきて乗っ取ることも増えているとのこと。
資本力を持った、知恵のある会社が合法的に行うことがあるので注意するようにアドバイスを受けました。
その事例を聞き、驚くとともに、「無知は罪」と改めて感じた夜でした。