時の移ろい
とある記事で「象牙」の印鑑が無くなるような内容が掲載されていました。
私は就職時に父から「象牙」の印鑑をプレゼントされました。
神聖な象の牙で印相を考えた手彫りであれば、運気が向上し人生において成功する、決して印鑑を疎かにするなと教わりました。
単純な私は、しっかりとその教えを守り、魔ダム、愚息達、愚息の嫁達、会社のそれぞれの実印を象牙で作り、印相も最高になるようにしました。
ある意味、ここまでしたのだから自分に云い訳が出来ません。
ワシントン条約以降、年々価格が高騰はしていました。
しかし、世界を見渡すと、日本を含む限られた国でしか流通はしていないそうです。
日本政府の見解は、条約以前に在庫のあるものに関しては、業者を登録して流通を認めています。
しかし、最近でも密輸は横行し、象も絶滅の危機に瀕しているとのこと。
そこで国際社会からは、流通そのものを日本も禁止すべきとの意見が出始めました。
数年後には日本でも購入できなくなる可能性が大です。
さて、孫達の印鑑はどうするべきか?
まあ、子供達に任せればよいのかもしれません。