歳を重ねることはいいことか?

義母の手術が無事に終了しました。

執刀医の話によりますと「思った以上にスムーズにいった」とのこと。

 

ただ、小さいと言いながらも大腿部にメスを入れているし、全身麻酔もかけているので注意深く観察は必要とのこと。

なんせ95歳。造影剤を注入しているので、腎臓の経過観察も必要だそうです。

 

術後1時間ほど経過してから集中治療室に行きました。

麻酔のせいか、酸素吸入器のカバー越しに何やら怒ったようにぶつぶつ申しておりました。

声もそこそこ大きかったので少し安心しました。

 

常々義母が申しておりましたように、長生きは楽なものではないようです。

色んな所が痛み、いろんな人の支えでしか生きられなく、おまけに手術までするはめになった。

思うように動けず、思うように話せず、わかるような気もします。

 

手術などせずに早く死にたいなどと申しました。

我々としましては、医師から「いつ破裂してもおかしくないほど大きい。

放っておくと死に至る。手術には耐えれる内臓と体力。」

とまで言われれば選択肢は一つしかありませんでした。

 

でも、本人にしてはかなり苦痛だったのかもしれません。

歳を重ねるごとに、難しい局面に遭遇するばかりです。

歳を重ねることはいいことか?” に対して2件のコメントがあります。

  1. 冨谷猛 より:

    手術の成功をお祝い申し上げます。私も、今春、腎臓ガンで手術を受けました。今は耐えられる体力がありますが、もし5年後であれば、手術を見送ったかもしれません。老齢と医療と体力の見極めは、難しいものですねぇ。

    1. 肥長孝卓 より:

      知りませんでした。その後は回復されていますか?

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