5000万円の壁
中小企業白書によりますと、国内の企業数は320万社。
そのうち、1.1万社が大企業。
全体の99.7%が中小企業である実態がわかります。
雇用で見ると、およそ70%が
中堅、中小企業で占められています。
もともと、福利厚生や賃金格差はかなりありましたが
最近の少子高齢化と働き方改革等により
一人当たりの生産性が上げにくい中小企業と
そうでない大企業との格差が開く一方となりました。
日経新聞が調査したところ、今年の国内における
初任給最高額は40万円でした。
この会社は、フィルカンパニーといって、空き地の駐車場の上に
建物を建築し、駐車場料金と建物賃貸料金の両方を受け取ることができ
地主の賛同を得ているそうです。
2017年11月期の売上高30億円を、総社員数28名で稼いでいます。
今年も社員数はあまり変わらずに45億円の売上高予想です。
このように中小企業は、大手が参入しないニッチな分野で
在庫をあまり持たずに、少人数で大きな売り上げが望める
ビジネスモデルを考える必要があるのです。
何度も記述していますように、一人当たりの売上高が
5000万円以上でないと、大手企業との格差は縮まることはありません。