処暑と月待
最近の新聞や雑誌に良く出てくる言葉です。
広辞苑によりますと「処暑」とは、
『二十四節気の一つ。太陽の黄経が150度の時で
暑さが止み新涼の間近い日』。
一方「月待」とは、
『月の13日・17日・23日などの夜に、月の出るのを待って
供物を供え、飲食を共にすること』。
「処」は止まるの意味があり、暑さが終わりいよいよ秋近しといった感じで
今年は8/23~9/6。
日本では、月に神仏が宿ると考えられていました。
立待月、居待月、寝待月、更待月などの特定の日に
仲間で集まったそうです。
日進月歩、秒進分歩と言われ、かつグローバルと言われる昨今ですが、
このような日本の文化に寄り添う催事の言葉や意味等は
次世代にもしっかりと引き継いでいってもらいたいとお思います。
たまたま仙台の知人から「伯楽星」という素晴らしい
日本酒を頂きました。
たまには、冷酒で月でも眺めようかな・・・。