自信
「自信」を広辞苑で調べますと『自分の能力や価値を確信すること。
自分の正しさを信じて疑わない心。」とあります。
私の場合は、前者の意味合いが強い。
後者のような強い精神力は持ち合わせていないし、
前者には数度の失敗でも「ナニクソ負けてたまるか」の気持ちさえ維持できれば
いつの間にか『できた!!!俺にもできるんだ』には変化することがあるからです。
ここ最近、若い店長が受け持っている店舗で
立て続けにお客様からのクレームが発生しました。
常にその場に、実際には関係のない長男も加わるようにしています。
少しの気の弛みで犯した部下の問題も、大きくなれば
全て経営者の責任になるという感覚を身に染み込ませるためです。
長男は私と違い、良い意味で優しい性格です。
私は彼に「怒る時には猛然と怒れ」と言っています。
小さなことを疎かにしていくと、必ず大きなことに発展し
会社の屋台骨を揺るがすからです。
私に猛然と叱られた店長たちは、『店長をやっていく自信がなくなった』という
心理状態も分からなくもありません。
ここからが、成長する店長とそうでない店長の分岐点になります。
そのまま逃げるか、絶対に今後は同じようなことが起きないように
すぐに動くか。
その後の行動を見ていれば、大体わかってきます。
いくら私が「心配するな、もっと自信を持て」と言っても
何の意味もありません。
自分の内から湧き出るものでなければ『自信』にはならないのです。