画を描こう
昨夜は、件(くだん)の弁護士と、愚息達の勉強会でした。
私は極力参加せずに、3人の会話を聞いています。
私が何度言っても勉強しない二人も、年下の彼に言われた
宿題はそれなりにしているのが不思議です。
先ずは具体的なケーススタディから。
民事再生法を適用したとある結婚式場の話。
次に姑と折り合いが悪くなった妻との離婚調停の話。
一通りの法律事案の後は、本題の経営分析に入ります。
数ページ終了したところで、私が加わり
3人に今までの常識を捨て去り
1店舗で3億円を売り上げるにはどうしたら良いかを討論させました。
隣の部屋で聞いていましたら、稚拙な間違い等もありながら
何が良いかと言って、どうしたらできるかを
3人で懸命に考えていることです。
正に差別化の真骨頂はここにあります。
「できる」ことを前提に考え、討論しながら
その全体像の輪郭をはっきりさせる。
そんな事は出来ないと考える人は
永遠にそんなこと以上は出来ないのです。
すぐれた経営者とは「画が描ける」人なのです。