もうそろそろ
新聞に赤字企業率、と黒字企業率というものが
掲載されていました。
要約しますと、赤字企業が多いのは経営者が70歳以上、
黒字企業が多いのは、経営者が40代というものでした。
赤字の原因は、昔の成功体験から抜け切れずに
再投資をしなくなるというもの。
自らの拙い経営者経験からも、その事は良く理解できます。
特にバイク業界は1980年代初頭は、それこそ誰でも
大儲けしていたそうです。
その時に、大きな成功体験がある企業ほど
今が良くない現状を見ますと、原理原則があるのでしょう。
私はそのことを強烈に感じるので社員に常に
「現状維持は衰退の始まり」と警鐘を鳴らし続けています。
もうそろそろ私もその年代に近づいています。
何時引退しても会社が継続して存続するために
息子達に色んなことを任せ、チャレンジ精神旺盛な社員の発掘に
知恵を絞っています。
南西の蝋梅はほとんど花びらを落し、東のシクラメンはまだ頑張っています。