寡をもって衆を撃つ
一般的には大型大量展示の店に
小型少量展示の店が勝つはずもありません。
現在推し進められています、二輪各メーカーの
大型店舗政策には大きなお金が必要となります。
当然、端からできない店が大半となるでしょう。
そうなると、それらの店は今後を諦めなければならないのでしょうか?
そんなことは決してありません。
既述していますように、自店のマイナスばかり憂うのではなく
競合他社が手薄な分野を狙えば良いのです。
例えば、業務用だけは販売も修理もダントツとか、
今や廃れたビッグスクータなら絶対に負けないとか、
修理の時間と正確さは優れているとか、
バイクで遊ぶことなら一番とか、
カスタムのセンスの良さはピカイチとか。
考えればアイデアはどんどん出てきます。
特に面倒なことは誰もやりたがりません。
あえて、其処をつくのも一法です。
孫子の「寡をもって衆を撃つ」とは、まさしくこのことです。
思い切って捨て去るものは捨て、局所に集中することで
優勢を保つべきです。