出来る若者
熊本の取引先と一緒に「浜勝」で食事をしました。
メンバーは私とベテラン営業マンに若手営業マンの3人でした。
オーダーが決まって、ベテラン営業マンがトイレに行きました。
タイミング悪くその時にウェイトレスが注文を聞きに来たのです。
私はいつものごとく、麦飯に赤出汁、キャベツは刻みと答え
その若手営業マンがどのように対処するのか
見ていました。
すると彼は、暫く考えて
白飯と麦飯一つずつ、赤出汁と白出汁一つずつと返答。
先輩がトイレから帰り、その後すぐに3人分の注文の品が
我々のテーブルに持ってこられました。
するとその若者は、すかさず私の前方を指さし、
「麦飯に赤出汁」と。
次に先輩に向かい
「麦飯と白飯、赤出汁と白出汁、どちらが良いですか」と質問。
先輩が私と同じ「麦飯と赤出汁」と言うと
先輩の前にその品々を置いて、その後
自分の方へ残りの「白飯と白出汁」を置いたのです。
久し振りに、身近に『出来る若者』を見ました。
思わず私が感想を漏らすと、先輩は「こいつはそういう奴なんです」と褒め
後輩は「いつも先輩に指導されていますから」と。
この様な会社は、きっとこれからも生き残り続けるでしょう。
いつも以上に美味しく感じたのは、言うまでもありません。