後悔
最近不動産関連を業務として扱うようになり
以前と違って妙に忙しくなり出しました。
そのせいで、健康維持とストレス解消のための
テニススクールを3週に亘り休むことになりました。
このままではレッスン料が勿体無いと、
普段は金曜日の午後9時20分からのコースなのですが
水曜日の午後6時40分からのコースに振り替えました。
少し早めにコートに着きましたら、3面共に小学生らしい子供達が
かなり大勢でとても楽しそうにレッスンを受けていました。
その様子を暫く眺めながら、改めて私は子育てを失敗したと思いました。
既述していますように、私は中学時代を
県下でも名の知れた不良校で、肩身の狭い思いで過ごしました。
トラウマと思いますが、男は兎に角ケンカに強くなければ
ダメとの思いが、かなりありました。
自分の高校時代、空手道場に通いラグビー部に所属したので
子供達も無理やり幼少の頃からラグビースクールに放り込んだのです。
特に長男は中学でラグビースクールを卒業後
私に本音で「行くのが本当に嫌だった」と言ったのです。
それと同時により良い学校に行って欲しいと
無理やり私立中学・高校にもやりました。
このように、私の思いを押し付けられた子供が
楽しい学生生活を送れるはずもないのです。
楽しく無邪気にテニスをしている子供達を見て
後悔の念が本当に強くなりました。
不動産の管理会社の担当H氏から
たまたま子育ての極意を聞かれましたので
「俺は子供に悪い事をした、君は先ず子供がやりたいことをさせて、
それを奥さんと共に精一杯応援すること」と答えたのです。