God is in the details.
「神は細部に宿る」という意味で、ドイツ人建築家
ミース・ファンデル・ローエが語った言葉です。
私は、『神』の所を『利益』に言い替えて
社員に言い続けています。
小さな事の積み重ねなくして大きな利益は出ないのです。
新聞記事に、九州が誇る「ななつ星 in 九州」が
『日本サービス大賞 最優秀賞」に選出されたと掲載されていました。
私自身が乗車を体験したことが無いので
論評は避けますが、ここには接客の原点が記されていました。
乗車中、乗車後のサービスは私でも想像がつきます。
ポイントは、乗車前にあるのです。
高倍率の抽選に当選してから、実際に乗車する半年後までの間に
スタッフがお客様と20~30回コンタクトを取っているのです。
最近では、家庭内でも顔を合わせるだけで
コミニケーションを取ることが希薄化しています。
そんな中で6か月間で30回もコミニケーションを取ってくれたら
どのようになるか?
身内以上に感じるのは容易に想像が出来ます。
私は社員に、お客様がオートバイを購入された後や、
修理された後、1年間に8回以上のコンタクトを取りなさいと
指示しています。
まだまだ甘いと認識させられました。