経営のヒント
今日で4月も終わりですが、国内の二輪業界は年初から
かなりの苦戦を強いられています。
新車・中古車の販売台数が今後も漸減していく
予想の中で、どのような経営の舵取りが必要でしょうか?
国内新車の販売台数はピーク時のおよそ10%の
30万台に過ぎませんが、保有台数をみると
1000万台を超えています。
更に消費税が10%になれば、中古車の販売も
個人売買にかなり移行するものと思われます。
オートバイは車と違い独特なものがあります。
エンジンが剥き出しであったり、回転域がかなり高かったり、
コンパクトにするためにパーツの組み付け等のバランスが
非常に微妙であったりです。
ベストの状態で乗ることが安全性能に直結します。
その為にメンテナンスは欠かせないのです。
保有台数がまだまだ数多くあることと、
個人売買が増える事の二つの要因を
考え合せますと、メンテナンス、つまり
しっかりとした「安全・安心な修理ができる場或いは人」が
今後非常に重要になるのです。
思い切って、この部分を尖がらせれば、
下手なマーケティングの勉強をするよりも遥かに
売上高も利益率も上がると思います。