アセアン経済共同体
2015年12月31日にアセアン経済共同体が発足しました。
ASEAN Economic Community。
参加国はミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア
ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ
シンガポール、インドネシアの10ヶ国。
ヒト・モノ・カネの動きを自由化して(関税の撤廃等)
域内の国々の発展を目指すものです。
基本的には欧州連合(EU)と同じようなものですが
EUは28ヶ国参加で5億人の市場。
一方AECは10ヶ国で6億2千万人の市場です。
13億人の中国と12億人のインドに埋没することを
避けるために成立したようなものです。
地球儀を眺めますとよくわかりますが、
先進諸国の中で欧米に比べて圧倒的に近いのが
日本です。
インフラや政局の不安定等まだまだリスクはありますが
中国よりましな気がします。
これらの国々から資金が日本や米国に逃げ出していますが
このような時にこそ投資をすべきだと思います。
韓国・中国以外のアジアの国は日本に対する感情は
悪くないし、良い場合が多い。
欧米や中国を上回る投資を集中して行うべきだと思います。
これらの国々が発展を遂げ、日本との交流がさらに促進されれば
地理的にも経済規模的にも福岡の重要性は
高まるばかりだと考えます。