今年最初の大きな買い物
元旦に山口県の国宝「瑠璃光寺」にて初詣を済ませましたが
やはり福岡の私のお膝元である護国神社にも詣でようと
一昨日魔ダムと出かけました。
一旦お参りを済ませましたが、魔ダムが還暦の
厄除けをしなければと言い出し、再度社務所に。
一人5000円を二人で行うと4000円になるということで
魔ダムが「本厄」、私が「御礼参り」ということで
一般参賀の人の気配を遠く背中に感じる御堂の中の前方へ。
私たちを含む5人のそれぞれの住所・氏名を述べた後の
お祓いも無事に終わり、甘酒を飲んで駐車場へ。
すると、その裏にある福岡市美術館にて「モネ展」があっていました。
印象派の巨匠で九州に来ることはほとんどないので
且つ人出もあまりなかったので見ることにしました。
有名な「睡蓮」とかは展示されていなくて
彼の生涯を解説しながら絵の変化を歴史的に検証するような
展示でした。
ほとんど興味が湧くほどの絵は展示されていませんでした。
その中でも「オランダのチューリップ畑」は
柔らかい薄いタッチの彼のものとは違う印象で
私は特に気に入りました。
私だけ早めに展示室を後にしたのですが
その出口の直ぐ脇にモネに関する美術用品が
販売されていました。
版画も複数展示販売されていたのですが
LL版の一番大きなものに「オランダのチューリップ畑」がありました。
その前に立ち止まってしばらく見ていますと
解説の女性が「この絵は日本が特許を取った最新技術で描かれています」と。
つまり、2013年経産省ものつくり大賞優秀賞を受賞した
「フレスコグラフ」で製作されたものということでした。
簡単に言うと普通の版画は2Dですがフレスコはコンピュータで
漆喰を重ね本物そっくりの3Dとなります。
200年は劣化せずに絵画の天敵である光に対しても
問題が生じません。
このような時にクレジットカードは怖い。
いつものように「酒もタバコも遊びもしない。且つ
特許を取った中小企業の利益にもなる」等、
勝手な屁理屈を付けて購入しました。
遅れて出て来た魔ダムが呆れて「もう知らんよ」と。
45日後に私の手元に届きます。