鶏頭
ケイトウは、ヒユ科の1年生植物です。
学名のCelosiaは、ギリシア語で燃焼という意味に由来します。
ニワトリのトサカに似ているために
「鶏頭」と呼ばれます。
咲く季節は、7月~11月。
拙宅の、東側の小庭に咲いています。
風水で、「東に赤」を意識して
簡単に花を咲かせる事が出来る「鶏頭」を植えていました。
久し振りの、穏やかな天気に誘われて
庭をゆっくり観察しました。
すると殆んどが緑色の樹木の中にあって、鶏頭だけが
しっかりと赤色を主張していたのです。
種だけ植えて、放ったらかしにしていたのですが、
見事なまでに立派な花を咲かせていました。
「鶏頭」は俳句の秋の季語でもあります。
「鶏頭の十四五本もありぬべし」・・・正岡子規
「鶏頭や雁の来る時尚あかし」・・・・芭蕉
「鶏頭や松にならひの清閑寺」・・・・・榎本其角