定と別
二階の長男の部屋に行くと、コミック漫画本が
数百冊本棚に整然と並べられています。
私が読むように勧めた経営に関する本や雑誌は、床の上に
雑然と放り投げられているのに。
このコミック漫画本が、全て経済書や歴史書であったら、
長男の人生も我々の人生も変わっていたでしょう。
そのコミック漫画本の中でも、たまに役立つものがあります。
それは、ゴルゴ13です。
政治や経済の裏を詳細に調べてストーリーが展開され
私が読んでも、とてもためになります。
その最新号に、私の知らないことが出てきました。
宝石の鑑別の権威を手中に収めようとする人物を
失脚させるために、踊り子の首に掛けられている
ルビーを踊っている最中に、誰にも気づかれずに
遠方からの射撃で傷を付けるというもの。
宝石には鑑定と鑑別があるというものです。
1.鑑定(書):ダイヤモンドにしか発行されません
4C{カラー(色)・クラリティ(透明度)・
カット(形状)・カラット(重量)}
という基準でランク分けされます。
2.鑑別(書):どんな石でも発行可能
宝石等の素材を科学的検査を行うことで
生成起源や種類を調べる事が出来る
つまり、ダイヤモンド以外の例えばルビーや
サファイヤ等に鑑定書はつかないということです。
ついでに、宝石には硬度(モース硬度)というものがあり、
硬度1から硬度10まであります。
硬度10は一番硬くダイヤモンド、高度9は赤色はルビー、
青色はサファイヤ。
硬度1は滑石(黒板のチョーク)、ガラス板は硬度5.5です。