可笑しい
日経平均が膠着状態です。
3月決算企業の第1四半期決算や12月決算企業の
第2四半期決算がほぼ出そろいました。
概ね良好ですが、余程のインパクトがない限り
株価はあまり反応しません。
私がホールドしているDIC株も増益で
かつ増配予定にも拘らず直近の安値から
10%くらいしか上がっていません。
日本人の悪い癖である
「羹に懲りて膾を吹く」状態だと思います。
このように企業業績を見ても、賃金上昇を見ても
景気は上向いていることは紛れもない事実です。
ただ、我々中小企業にまで、
その恩恵が感じられないだけだと思います。
最新の日経ビジネス誌にも
1.完全失業率が18年振りの低水準
2.国の税収が24年振りの高水準
3.個人のお金が初めて1700兆円を突破等
と書いてありました。
また、原油安になっています。
昨年から続くこのことが、これからの日本経済に
かなりの良い結果をもたらすと思います。
夏枯れでないと思うのは、日経平均の売買高が
昨年の8月の一日平均19千億円を今年は
8/7現在およそ40%も上回っています。
アメリカが9月に利上げ決定をしさえすれば
その後はかなりのペースで
日本の株価は上昇すると思います。
どう考えても、現況は可笑しいと思っている私です。
DIC株が400円突破をかたくなに信じています。