基本
各店舗が生き残るには、既述していますように
「如何にお客様に喜んでもらうか」
「如何に競合店の中から選んででもらうのか」
が、重要です。
店長の中には、そのお客様があまり来なくて
困っていますとの意見がありました。
確かに集客の有効な広告はあまりありません。
普段では考えられない価格を前面に打ち出せば
少しは見込めますが、二輪業界の場合は
粗利率が低くて、価格差を大きくつける事は出来にくいのです。
また仮にそれが少し効果があったとしても
経営的にも継続はできません。
私は起業して連続2週間、午前7時から午後11時まで
お客様が一人も来ない日がありました。
その時にどうしたか?
出入りの業者の方全員にお茶を出しました。
特に頻繁に来られる宅配の人や郵便配達の人にです。
夏には、冷たい麦茶です。
兎に角、出入り業者の人だろうが、冷やかしの人だろうが
来ていただいた人には満面の笑みで挨拶をし、
お茶を出し続けました。
当然、そのようなバイク屋は何処にもなく
先ず、宅配の人の友人が来てくれて部品の注文、
郵便配達の人の友人がバイク購入。
数年して、冷やかしの中学生が
高校になってからバイク購入etc.
集客が出来ないのなら、来てくれる人が
どのような人だろうが、
その人を喜ばせることをすることです。
特に今のシーズン、冷たい麦茶をペットボトルで
特売日に数本買って冷蔵庫に入れておきさえすれば
すぐに実行できます。