気の緩み
昨日、一昨日と実績が振るわない店舗を回りました。
共通するのは、各店長の気の緩みです。
色々な指摘を私がするまで、気づかず改善をしていません。
お金をかけずに、改善することは無数にあるにも拘らずです。
独立採算の弊社では、そのお店が業績が悪ければ
店長もそうですが、スタッフも給料は上がりません。
店長が奮起しなければ、そのもとで働くスタッフは
全然上がらない給料に嫌気がさして
恐らく辞めていくことでしょう。
国税庁の発表によりますと
5年続く中小企業の割合は15%。
10年は6.3%、20年は0.3%しかありません。
我々も、いつ倒産してもおかしくないのです。
その意識が足りない店長がまだいることが
非常に残念でなりません。
誰でもするようなことを、同じように毎日していても
当然、確率から考えても倒産します。
各店舗に具体的に指示を出しましたが
どうしたら、
「また来てもらえるのか」
「競合店の中から選んでもらえるのか」
「地域一番になれるのか」
この3点を考えて行動すれば、自ずと結果はついてくるはずです。
各店舗の月次決算書を全店長に渡していますが
まあまあ理解している店長と、
全然理解できていない店長がいます。
わかりやすい指標を一つだけ挙げろと言われれば、
経験則から、一人あたりの粗利益が
年間1100万円という数字です。
これが、二輪業界の損益分岐点だと思っています。