どうお返しして良いのか
私が、本音でお話ができる同業者の方が
佐賀県にいらっしゃいます。
そこのお店は、以前にもブログで書きました
延岡のお店と同様に、とても柔和で笑顔が素敵な
ご主人と奥様を中心に経営されています。
人口減で、所謂過疎の市にあるのですが
しっかり売り上げも上げながら利益も出されています。
現在店舗のリニューアル中で
店舗にもスタッフにもきちんと投資をされています。
二輪業界でも、立地や人口に左右されずに
その店の店主の人柄に影響される典型だと思います。
今回お邪魔したのは、就業規則の作成のご相談に乗るためと
私が、取引先等のお客様へのお土産用に有田焼を
直接買い付けるためでした。
「一人でしゃべり過ぎたらいかんよ」との魔ダムの忠告も忘れて
今回も御話をし過ぎました。
それほど、ご主人も奥様も、ニコニコと聞いて下さるのです。
いつも、過分のご接待を受けるので
持って行くお土産も悩みます。
写真の「保名」で昼食を御馳走になったのですが
前菜からデザートまで全て美味しく、器も素晴らしい柄の
有田焼で出てきます。
帰り際には、最近襲名された第15代柿右衛門が直接作造した
濁手マグカップまで頂き、お礼のしようもありません。
正直その旨を伝えると、伸び盛りの有望なスタッフがいるので
その彼に、私が息子達に言って聞かせているような
経営に関する話をしてくれとのことでした。
ご要望をお受けしたものの、他店のスタッフということで
我が息子達以上に責任があります。
自分自身も再度勉強し直そうと、新たな決意をしながら
柿右衛門窯を後にしました。