ひょっとしたら
一昨日、およそ30年振りに大学時代の
先輩ご夫婦と会食をいたしました。
いつもは兵庫県にご在住なので、
殆んどお会いする機会がありません。
今回は、法事で里帰りをされた後に
わざわざ時間を作って下さったようです。
お互いのまずまずの健康を喜びながら
自然と過去の思い出話から現況に至りました。
先方には息子さんと28歳の娘さんが
独身でいらっしゃるということで、
いつものように、我が家の長男の嫁にどうかと思い
何をされているのか聞きました。
すると、絵を描いているとのこと?
詳細にお話を聞くまでは、どのような職業か
ピンときませんでした。
要約しますと画家の部類に入るのでしょうが、
「絵師」ということでした。
心を清めるために禅を組みながら
水墨画を描かれているそうです。
あちゃー、俗物的な我が家には絶対に合わないと思いすぐに断念。
現在、京都の「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」で
後世に残る襖絵を製作中とのこと。
村林由貴さんと言われ、雑誌やTVでも紹介されていました。
早速、弊社の「応援しています」にリンクを張ることを
了承して頂きました。
先輩のご夫婦は、娘さんの偉大さにどうも気づいていないようです。
その旨を私が指摘しますと、
「そういえば大学院は特待で学費は要らなかったなあ」と呑気そのもの。
二年がかりのその襖絵プロジェクトが終了したら
弊社の「創立30周年記念画」を描いてもらう約束だけは
しっかり取り付けました。
ひょっとしたら、国宝級になるかも・・・。