自覚

弊社は、各店舗共に独立採算制を取っており

各店長の裁量の範囲が非常に大きいのが特徴です。

 

その上に成果主義がかなりの部分を占めるので

実績を残せば残すほど、その店のスタッフの賃金は

特に店長のは、青天井で増える仕組みになっています。

 

当然、最終責任は私が取るのは言うまでもありません。

そこをしっかり理解できていない店長が

まだかなりいます。

 

基本的には、自分の城と思って

自分の城は自分で守れというシステムなのです。

このシステムを成功させるには、各店長が

自分が本気で経営者感覚になる必要があります。

 

では、どのようにして経営者感覚になっているのか

調べたら良いのでしょう。

簡単です。神棚がきちんとしているのかどうかを見れば

一目瞭然だからです。

 

これは、私自身の経験からきています。

創業当初、福岡の地理も、二輪業界のことも

何もわからずに幼子を抱え脱サラした私には

兎に角、店をより長く開けて、いろんな経験を積むことしか

やりようがありませんでした。

 

午前7時に店を開けて、午後11時に閉める。

私一人しかいないので当然休めません。

本当に首が回らなくなり、ダウンするまでに

約8か月間続けました。

 

その時に、何もすがることができない私は、

神仏に「必死で努力するから、何とか商売がうまくいくように」と

毎日祈るばかりでした。

 

努力だけでは,とても不安で不安で、

一人真摯に神仏に向き合う時間が

心の安定をもたらしてくれたことを

身をもって体験したのです。

そこから、弊社はグループ全店に神棚が設置してあります。

 

11/7付けの私のブログの「運、それとも単なるゲン担ぎ」でもあるように

一流の経営者やアスリートほど、

科学や物理で解明できない、目に見えない力を

努力の上に重ねます。

 

昨年、各店長には、年が明けたら各店の古い御札を

自分で、神社に詣でて新しい御札に替えるように指示しました。

昨日でグループ全店回り終えましたが、

替えていない店がまだありました。

 

真剣に仕事に打ち込めば打ち込むほど、

普通の人には大したことに思えない、

この神棚の重要性がわかってきます。

 

このことすらできない人は、

やはり、一流にはなれないものです。

 

 

 

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