営業の本質
雑誌やネット等の各メディアで
これだけ情報が氾濫し、且つスピードがあると
我々小売サイドとしては、非常に困難さを伴います。
当然、お客様より商品知識を持つことは当たり前なのですが
お客様にとって唯一の商品等に関しては
お客様の方が知識に関しては、
詳しいことがたまにあることなのです。
そのお客様の情報を凌駕し、納得させる必要が
現代の営業には必要とされます。
手っ取り早い方法は、
我々サイドが先ず体験することです。
例えば、バイクの新製品が出るとなれば
いろんな環境で自ら乗りこなしてみることです。
性能や機能を体験の中で、分かりやすく
お客様に伝えることがポイントになります。
次に重要なことは「話す→聞く」への転換です。
今までの営業は、如何にうまく話すかが重要と
思われていましたが、情報のアドバンテージがない今は
如何にうまくお客様の本音を聞きだすかが重要になります。
その為には、単に「聞く」で終わらずに
「聴く」姿勢がより重要です。
本気でこの「聴く」を実践しようとすると
お客様のパーソナリティまで踏み込む必要が出てきます。
そうなりますと、コンシェルジュや御用聞きに近づきます。
コンシェルジュや御用聞きの基本は
「ありません、できません」(違法なことは別ですが)
は絶対に言わないことなのです。
お客様のために何とかしてあげたいという思いが
営業の本質だと思います。