神風
先日のブログにも書きましたが、
原油安がいよいよ現実味を帯び始めました。
11/27のオペック総会で、減産協定が不発に終わりました。
今はまだ、60ドル台で均衡していますが、
来年にかけて50ドル台になるのは時間の問題でしょう。
この恩恵を最も被るのが日本なのです。
IMFのラガルド専務理事も、
「原油安は世界経済の押し上げ要因になる」と12/2に
米国で指摘しています。
おまけに円安が加速しています。
日本の高度経済成長の第2幕が開こうとしていると思います。
おもしろい指標を並べてみました。
(日本銀行の外国為替市況 17時)
2012.10.1 1$=77.93円 2014.12.1 1$=118.73円
(資源エネルギー庁レギュラーガソリン全国平均)
2012.10.1 1L=149円 2014.12.1 1L=157.4円
昨日などは、弊社熊本菊陽店の隣のガソリンスタンドの
レギュラー価格は144円/L。
為替は、何と1$=120円でした。
単純に考えてもわかると思いますが、
資源がほとんどない、貿易立国の我が国にとって、
原油安、円安はとてつもない恩恵なのです。
総選挙での野党の「円安で実態は悪くなった、
生活は良くならない」等のプロパガンダは
お笑い以外の何物でもありません。
20年近くデフレに陥った社会が、数年で回復すること自体が
あり得ないことなのです。
これから数年間は先ず米国が先頭を切って
経済成長が始まり、それ以上に日本経済は
凄い勢いで経済成長をしていくものと思います。
その時に、どう動くかだけです。
当然、貧富の格差は広がります。
これは、日本国内の政策だけでは、どうしようもないからです。
世界が動くときに、リスクを取って動いた人のみが
富を手に入れることができると
歴史は教えています。