にこまる
この言葉が、米の品種とすぐにわかる人は、余程の食通です。
九州沖縄農業研究センターによりますと、
「『にこまるは』九州のブランド米、『ヒノヒカリ』に代わりうる品種。
美味しさ、品質、収量の三拍子揃ったコメを目標に開発された品種。」
一般的に九州地域では、登熟期に高温と寡照が重なることが多く、
米の主成分である炭水化物がうまく育成されずに
白濁したり、熟成不良になることがあり、品質の低下を招きやすい。
その結果、「米・食味分析鑑定コンクール」では、
平成12年度に開始されて以来、東日本の標高の高い産地米が
入賞していました。
ところが、24年度福岡県みやま市の前原孝利氏が総合部門で金賞を受賞。
続く25年度も、お米部門で金賞を受賞。
お米を美味しく作るには
1.土づくり、土壌を豊かにする
2.なるだけ自然に任せ、手をかけすぎない
私が考えている、店長の育成方法と基本的なところは
まるで同じと、妙に納得しました。
早速、「にこまる」を食べてみようと思います。
地産地消の第一歩。