食糧自給率39%?
報道によりますと、8月16日に農林水産省は
昨年度の日本の食糧自給率が39%だったと発表しました。
素人の私などは、これは大変だと、
自分ではどうしようもないのですが
危機感だけを持ちます。
ところが、事はそう単純ではないようです。
この数字を見ると、「カロリーベース」と書いてあります。
実は自給率の計算方法には二通りの方法があります。
一つは前述の「カロリーベース」、
もう一つは「生産高ベース」です。
カロリーベースを採用しているのは、世界の中で日本だけだそうです。
生産高ベースによると食糧自給率は66%に跳ね上がります。
日本の農業生産高は世界で5位。
カロリーベースで自給率が低い数字になるのは
カロリーの低い野菜等が自給率が高くて
カロリーの高い肉類等が輸入が多いためとのこと。
私は、専門家ではないので何とも解説しようがないのですが
数字も切り取り方によって
全然違う印象を持つことがあることだけは確かのようです。
スーパーではなるだけ国産のものを購入しよう。
食事は残すことを絶対になくし、残飯を出さないようにしよう。
そうすることにより国内生産業者がより利益が出てくれば、
もっと自給率は上がるはずと、出来ることから始めます。